「最近の若いもんは・・」と言う前に・・

「最近の若いもんは・・」という前に

 

このブログでは

 

「小売業は信頼Up⤴で売上Up⤴」

をテーマに

 

従業員がみるみる育つ

指導方法や

販売力接客力Up⤴スキルを

 

心理のチカラを活用して

お伝えしています。

 

〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰

 

今日は

若い女性向けの

アパレルショップの新人研修でした。

 

最近はなかなか

新卒の採用が難しいと

転職・即戦力の方ばかりです。

 

それぞれに

自分のやり方や

前職での教え等があるので、

 

面白いくらい

たくさんの疑問や

混乱があったようです。

 

毎回

マナー研修の最後に

「今回の研修を

 今後どのように

 店舗で活かしますか?」

 

と言う質問をすると、

 

「これからいつまでも

 美しさを保てるよう

 マナーアップします」

 

「彼氏に

 きれいになったねと

 言われるよう

 毎日意識します」

 

「自分では

 気付いていない

 歪みがわかりました!

 健康を保つためにも

 姿勢の修正をします」

 

こんなコメントが

多く帰ってきます。

 

何だか

20代前半の女性のコメントとは

思えないような・・

 

若いおしゃれな女性向けの

アパレルショップの

マナー研修なのに

そんなコメントなの?

 

と、よく言われます。

なぜ?

 

もうお分かりだと思いますが、

そこには

重大な「秘密」があります。

 

企業の方と

話していると、

最近の若いもんは

 マナーがなってない」

「マナーを指導しても

 なかなか実践しない

 

と言うお話を良く聞きます。

 

しかし

 

「なってない」と感じる若い者が

「実践しない」のは

むしろあたりまえかもしれません。

 

よくある

研修での「指導」や

 

企業内での

「指導」にも言えることですが、

 

実践しなかったり

効果が上がらなかったりする

「指導」の共通点は色々あるでしょう。

 

ただし、

その中でこれだけは明確です。

 

それは、

 

学ぶ意味が、明確になっていない

 

もしくは

 

実践しなければならない

理由がない

 

ということです。

 

研修やOJTの効果を

上げるために、

 

現場で実践するために

必要なのは

 

厳しさ!

ではありません。

 

わかりやすさ!

でもありません。

 

もちろん、「最近の若いもんは・・」

でもありません。

 

では

何があれば良いのでしょう?

 

研修やOJTの効果を上げるために

押さえておきたいのは、

 

その学びが

「何のために必要か」

と言うことを

 

学ぶ人が

いかに理解しているか、

 

その学びが

「自分にとって、どんなふうに

 役に立つか」

と言うことを

 

学ぶ人が

いかに実感できるか、

 

が、もっとも大切な要素の

1つなんです。

 

そう考えると、

20代の若くておしゃれな

アパレルショップの新人が

 

仕事でも

プライベートでも

興味を持って

実践する

 

と言う

コメントを出すのも

うなづけませんか?

 

そうです、

 

研修やOJTは

 たとえ仕事の一環だったとしても、

 

「自分にとって必要なもの」

だったり

 

「自分にとって役立つもの」である

ことが、重要なんです。

 

「会社に言われたから」とか

「やらないと上司に叱られるから」

と言うような

 

モチベーションでは

研修やOJTを受ける目的が

 

「受講」すること

だったり

 

上司の言うことを「聞くこと」

だったりするわけですね。

 

人は

「他人事」では

なかなか行動できません。

 

人は

「自分事」で動きます。

 

おそらく

私のブログを読んでいるあなたも

そんな経験があるのではないでしょうか?

 

そうです。

 

ビジネスで

部下や新人を指導して

成果や効果を上げるためには

 

最初に

「自分事」にする「理由」が

必要なんですね。

 

たとえば、

マナー研修の中の

姿勢やお辞儀は

とても

「自分事」にしやすいですね。

 

正しい姿勢や美しいお辞儀を

お店で実践するだけで、

 

美しさを保ち、

健康になり

 

何と

ダイエットも出来るのですから🎉

 

そして、何より

お店の販売スタッフは、

「お客様に喜んでいただいて

 売上を上げたい

 

と、本気で思っている人が

多いですね。

 

販売と言う仕事に就いた以上

そこは、

信じてあげる必要がありますね。

 

つまり、

マナーを指導するときもそうですが、

 

販売スタッフを指導する時は

最初に、

2つの学ぶ「理由」を

明確に伝えておく

 

ことが、重要なんですね。

 

①売上を上げて、仕事を楽しくするため

②美と健康をいつまでも保ち続けるため

 

です。

 

そうすると

若い女性は、

楽しそうに

目を輝かせながら

 

そして

脚が釣りそうになりながら💦

 

それでも

真剣に取り組んで

 

今日の学びが、

明日から実践したいことの

優先順位、上位になるんですね。

 

商売に携わる人は

売上が多い方がいいし、

 

「美しさ」「健康」「ダイエット」に

目がないですから👀

 

「仕事だから

 当たり前だ」とか

 

「今どきの

 若いもんは」とか

 

言う前に、

楽しく、やる気を引き出すよう

自分事」にして、指導してあげると

 

効果が上がりやすいものです。

 

ちなみに

昨年の新人研修で、

 

正しい姿勢と美しいお辞儀を

手に入れた

受講生の方は

 

最近、お客様に

「あなた、姿勢がいいのね」

「あなた、感じがいいね」

 

と言う

コメントをいただいたと言って

とてもうれしそうに

報告してくれました。

 

実践して、成長して

それがまた

自分事になったので、

 

これからは

後輩の指導を頑張るそうです👏

 

私も

とっても嬉しい気持ちになりました。

 

あなたの指導は

だれの「自分事」に

なっていますか?

 

だれのワクワクを引き出していますか?

 

だれの成長を促していますか?

 

ぜひ、考えてみてくださいね。

 

最後までお読みいただき

ありがとうございます。

 

販売力接客力Up⤴に関する

ご相談を承っています。

 

  👇