「自分のして欲しいことを人にもしてあげなさい」はどう使う?

「自分のして欲しいことを人にもしてあげなさい」はどう使う?

 

このブログでは

 

「小売業は信頼Up⤴で売上Up⤴」

をテーマに

 

従業員がみるみる育つ

指導方法や

販売力接客力Up⤴スキルを

 

心理のチカラを活用して

お伝えしています。

 

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ほとんどの方が

 

子供の頃に

大人に

言われたことが

 

あるのではないかと

思われる

 

この言葉

 

「自分の

 して欲しいことを

 

 人にも

 してあげなさい」

 

「自分が

 されて嫌なことは

 

 人にしては

 いけません」

 

こんな風に

言われて

 

自分が

して欲しいことを

 

人に

してあげている人

 

多いんじゃ

ないでしょうか?

 

これって

 

たしかに

 

わかりやすい

言葉ですね。

 

しかし

 

実はこのことば

 

接客指導の

時には

 

あまり

つかわない方が

 

良い言葉なんです。

 

 

なぜ?

 

 

まぁ

当たり前ですが

 

人はそれぞれ

だからですね。

 

たとえば

 

甘いものが

大好きな人は

 

スイーツを

お土産に

買ってきて

 

「食べて、食べて〰」

といって

 

周りの人に

渡します。

 

当然

みんなが

喜んでくれる

 

と思っている

からです。

 

しかし

甘いものが

苦手な人も

 

たくさんいるわけで

 

その人からしたら

「ありがとう

 でも

 

 私はいいです」

 

なんてことに

なります。

 

めんどくさいなぁ

 

と思わないで

くださいね。

 

世の中の

ほとんどの人は

 

自分とは

何かしら

 

違う意見や

好みを

 

持っています。

 

良かれと思って

やったことが

 

相手にとって

 

あまり

良くないことが

起こることは

 

いくらでも

想像できます。

 

つまり

大人になったら

 

「自分の

 して欲しいことを

 

 相手にも

 してあげなさい」

 

では

 

少し足りない

 

 

と言うことですね。

 

特に

接客をするときは

 

お客様に

「この人

 私のことを

 

 思ってくれているなぁ」

 

とか

 

「私のこと

 理解してくれてるから

 

 この人の

 お勧めなら

 きっといいモノに

 

 違いない❢」

 

と思ってもらう

 

必要がありますから

 

 

「自分がいい」

と思っていることと

 

「お客様がいい」

と思うことには

 

違いがある

と言うことを

 

常に

意識して

 

接することが

大切です。

 

 

 

ではなぜ

子供の頃には

 

「自分」を

基点にして

 

「やってあげる」

ことと

 

「しては

 いけないこと」を

 

教えられる

のでしょう?

 

 

それは

 

子供のころ

だけにある

 

「幼児の自己中心性」

が関わっています。

 

幼児のころは

 

言葉や思考が

 

充分に社会化

されていないので

 

自分以外の

視点に立って

 

モノゴトを

 

考えられないのです。

 

自分勝手だとか

わがままだとか

 

そういった

ことでは

 

ないですよ。

 

ほぼすべての

子供が通る

 

成長過程の

 

一場面です。

 

 

たとえば

 

自分のお母さんは

お母さん

だけど

 

となりの

律くんの

お母さんは

 

律くんの

おばちゃん

 

なんです。

 

自分から見たら

 

お母さんではなく

おばちゃん

 

だからですね。

 

 

あるいは

 

ペットの子犬も

自分と同じように

 

言葉を理解し

おもちゃで

 

遊ぶと

 

 

信じている

ケースも

 

ありますね。

 

ペットや

ぬいぐるみと

 

本気で

会話している

子供って

 

かわいいですね💕

 

 

こういった時期は

 

まだ

 

他人の視点で

モノゴトを

 

考えることが

出来ませんから

 

人との関わりを

教える時に

 

「自分の

 して欲しい…」

 

「自分が

 嫌なことは…」

 

という

言葉で

 

理解を促すことが

有効です。

 

そして

 

お友達との

関わりの中で

 

少しずつ

 

他人の視点に立って

 

モノゴトを

 

考えられるように

成長していく

 

わけです。

 

この

成長過程で

 

自分と

他人との

違いに気づき、

 

他人の視点でも

モノゴトが

 

考えられるように

なるんです。

 

つまり

子供の頃には

 

当たり前として

通用していた

 

「自分視点での

 他人への接し方」は

 

大人になってからは

通用しないことが

 

多い

 

というわけです。

 

特に

 

接客という

お仕事に

 

就いている人は

 

ここに

注意が必要です。

 

自分がいいと

思っていることが

 

お客様も

いいと

 

思っているかどうか

見極める

 

というスタンスで

 

接客をする必要が

ある

 

と言うことですね。

 

新人や

 

まだあまり

働いたことが

 

ない人を

 

指導する時などは

 

つい

「自分の

 して欲しい…」

 

 

といった

指導を

 

してしまいがちですが

 

 

本来人間は

 

「自分の

 して欲しいことを

 

 して欲しい」し

 

「自分が

 嫌だなと思うことは

 

 人にされたくない」

 

わけですから

 

 

相手が今

 

何を求めていて

 

何に喜んで

くれるのかを

 

観察したり

聞いてみたりして

 

見極めて

 

それに

 

適切に

反応することが

 

求められている

 

と言うことを

 

しっかりと

理解させる

 

指導の仕方が

大切ですね。

 

 

分かっている

つもりでも

 

ついついやってしまう

 

『自分目線での

 人との関わり』

 

時々

 

振り返ってみることを

お勧めします。

 

「今このお客様は

 

 何を

 望んでいるんだろう」

 

「何をしてあげたら

 

 喜んで

 くれるんだろう」

 

「それは

 私とは違うことかも

 

 しれないな」

 

ということを

考える習慣を

 

つけてくださいね

 

 

【今日のポイント】

 

「自分が

 して欲しいことを

 

 相手にも‥」

 

から

一歩進んで

 

「相手が

 して欲しいことって

 

 何だろう?」

 

と考えて

 

相手目線で

行動する。

 

ぜひ

皆さんで

 

共有してみて

くださいね。

 

 

 

販売力接客力Up指導に関するご相談をお待ちしています。

 

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